「ありがとうございます。では。」

私は父の部屋を出て行った。

だけど、私はなんでリヒトを助けようと思うのだろう。

まだあって間もないのに。

過去にあんな経験してんのに。

なぜだ。なぜだ。

自分でもわかないな。

「アニスぅ〜。どうしたの真面目な顔しちゃって。あ・そ・ぼ。」

ルイスのこのキャラ慣れないな。

「悪いがルイスそんな暇はないんだ。」

本当にルイスは幼い感じがする。15才なのに。

「ちょっとぐらいいいじゃん!な!ちょっとよってけよ。」

ナンパしてるようなフレーズだな。

「相変わらず素直じゃないなルイスは。」

私はあきれたように言った。

「もうばれてたか。。。」

ルイスが小声で言うと、

ルヴと同時に

「リアムッ//!」

すると黄色い炎に体が包まれ、2人は合体した。

これをするという事は何か話があるという合図。

2人は魔妖人これは彼らの得意技、リアム。

お互いの体を合体させ、心を通じ合わさせるワザ。

本当に通じ合っていないと使えない。

「。。久しぶりに見たよ。リアム。懐かしいな。」

「俺たちも久しぶりに使った。じゃあ行くぞ。」

ルヴはそういって、妖精に変わった。

「行きますか。」

私も妖精に変身した。

妖精になった事で高速移動が可能になった。

ルイス達がリアムを使うとその後は必ず妖精に変身し高速移動を使い、移動する。

私はルイスのあとを追うようについて行った。

そしてついたのは、昔の私の部屋だった。