「凛香ちゃん……ぎゅぅ~ってしてもいい?」



『えっ!?』




今あたしと颯真は久しぶりに倉庫に来ている




久しぶりだから皆と喋りたかった……のに




こっちに来て、と腕を引っ張られて奥の部屋に入り




二人っきりになったとたん




颯真はあたしをベッドに座らせて、ニコニコしながらそう言った




『んー…ぎゅぅ~ってするのはいいんだけどね』



「うん」



『どうしてさっきは座ってただけだったのに、今はこの体勢なのかな?』



すると颯真はニコニコしながら、気になる?と聞いてくる



いや……



気になる……と言うよりは…