歩side

「副総長ー!!副総長!!大変っすよ!」


「あ?真司どうした?」


いつものように
倉庫にいたら真司が慌ててやってきた。


何かあったのか?


「それが、歩さんのファンっていう女たちが外にいるんすよ。」


「んだそれ。」


「おい、歩!
お前のファンクラブの女たちが沢山きてんぞ。」


「仁まで。
だいたいファンクラブってなんだよ。」


「知らねえの?
お前の優しい雰囲気が女たちの間で人気が上がって、学生たちがファンクラブ作ったんだってよ。」


勝手にんなの作んなよ…


「おい歩~
外で女たちがうるせえ!
なんとかしろよ~」


「歩、女たちが倉庫に居すわったらちょっとまずいぞ。スパイダーの奴らも最近絡んでくるし女たちが巻き込まれたら大変だ。」


「ったく…
俺は芸能人じゃねえんだ!」


渋々倉庫から出た。