こんにちは。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


本作も、いつもと作風を変えてみました。

日本には昔から、四季折々の風景や虫の声を「趣がある」と感じる国民性がありますよね。
その感性にアンチテーゼを唱える芸術家がいたら面白いなと思い、書き上げた話です。


ところでタイトルの『空々蝉』、皆さまはこの『空々』をどうお読みになりましたか?

うつうつ。
そらぞら。
からから。
それとも、くうくう?

正解はありませんので、皆さまのそれぞれの読みで解釈していただければと思います(*^^*)



読んでくださったあなたへ、最大級の感謝を込めて。


2013/10/11 水瀬由仁 拝