ケータイ小説 野いちご

普通な学校生活を送るための傾向と対策

第二章
バカップルって、ホントにいるのね

 セーラー服を着た中学生と
 男子高校生が抱き合っていたら、 
 ただのバカップルにしか見えないのよね。 

 そこのところ自覚はあるのかしら?


 二人に突っ込みたいところだけど。

 今さらよねえ!



 わたしはそっとため息をつく。


 そんなわたしをしり目に
 完全に二人の世界に入っている。

 抱擁は終わったらしいけど、
 緋色は亮さんの右腕に
 両手を絡めて話をしている。

 いつものことだけど、片時も離れようとしない。


 緋色が離さないのか、
 亮さんなのか、
 おそらく両方なんだろうけど。

 と思いながら―――

 半ばあきれるように二人を見ていた。

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