緋色は、
 自分の事には無頓着で。

 どれだけ男子に声をかけられようが、
 興味を示さない。

 精神的にお子ちゃまというわけではなく。



 

 ずっと・・・ずっと・・・・・前から、

 唯一の大切な人がいたから――――