俺、鈴木望霧は忘れ物を取りに、学校へ来た。

音楽室の前を通ると・・・

「~♪~♪」

と、文化祭で歌う課題曲を誰かが歌っていた。

目を凝らして、音楽室の扉からのぞくと

「っ!!」

とても楽しそうに歌う、鈴木希夢の姿があった。


ードクンッ。