ケータイ小説 野いちご

続・君と流れ星を。

ざわざわ。

4月。

高2になって、いきなり事件が起こった。


「紗奈っ!!また同じクラスだよ!!」


「やった!!千尋と離れたらどうしようかと思ってた」


人見知りの私にとって、クラス替えは結構なストレスで、緊張しながら貼り出されたクラス名簿を見ようとしたところで、千尋が結果を報告してくれた。


結局、クラス名簿を見ることなく新しい教室に向かう。



廊下の窓から見える新緑が眩しい中庭は、角度が違うだけなのにまったく別の景色に見えて少しわくわくする。

教室に入ると、新しいクラスメイトたちが、それぞれ小さいグループを作っておしゃべりをしていた。

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