目を閉じると思い出せる。 君の声が。 君の音が。 まるで今、目の前にいるかのように。 それは、俺の耳に届く。 でも、目を開けると……君はいなくて。 だから、ノートを手に取って開くんだ。 君の想いが、言葉となっているこのノートに。 君のノートに。 君の音を感じる。 君ノオト。 君ノート。