「あと少しの辛抱でございます。銀狐様・・・」

もう運命は動き出した。

一度回り出した歯車は止まることはない。

後悔などしていない。

こうなることは、運命だったのだ。

だが、運命に翻弄される人生ももう終わりだ。

私がすべて、終わりにしてやる。

「我が依り代よ、我の子孫は息災なのであろうな?」

「ええ。本日、2人とも合間見えた様子。貴方様と、あの方のように・・・」

すべては千年前から続く因縁が、私たちを苦しめる。

けれど、そんなもののために罪を冒したわけではない。

「みんな、私以上の苦しみを味わえばいいのよ・・・」

憎い・・・

憎いっーーーー!

私は、あの子たちの足枷になってやる。