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時は流れ6月




「...桝屋??」



聞いたことない名前に首を傾げながらも木刀を振り続ける



ビュオン..ビュオンという朝の空気をきりさく音が心地が良い


「...珍しい..名前...ですね?」



「何故感想を述べた...」



「なんとなく?」



眉間に濃いシワ寄せて腕組みながら渋すぎるお茶飲んでる土方を見たら感想も述べたくなる



「んで、その桝屋さんがどうかしたんですか?」




「怪しいんだよ、それもかなり」



「へー、根拠はなんですか?」




「...感だ」



はぁ?と言う声が喉元まででかかったのを慌てて飲み込み、素振りを辞め土方を見る