ケータイ小説 野いちご

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幕末パノラマ

第二章
”さよなら”と






ーーー・・・



「分からないんです..」





幹部が集まる部屋に静かに俺の声が響く



「分からない?人斬りはお前の女じゃねえのか?」




土方の低く怒りのこもった声が俺に向けられる




「分からないだ...俺だってわからないんだ!!」



怒りに似たような感情がお腹のそこから溢れてくるように俺は頭を抱え、叫ぶ




生きてくれていたことは嬉しかった



これ以上になく嬉しかった



けど、なんで...



会えたと思ったらなんでこんな事になってんだよ...






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