「ンッ…」


私は目を覚ました。

どうやら、あの後意識を失ったらしい。


…それにしても、何処だろう…

…あの人たちは、誰だろう…


起き上がり、部屋を見渡すけど、此処が何処という心当たりは全くない。
ただ分かるのは、黒で統一されているということだけ。


___グーーーッ


お腹がなった////

ま、当たり前かなぁ…

ここんとこ一週間、何も食べてない。
流石の私でも、一週間はキツイ。


ーーガチャ


「あ、起きてる!
体の調子、どう?怠い…とかない?」


ドアが開き入って来たのは、女の子だった。