ケータイ小説 野いちご

都会育ちのギャルが田舎に転校してきました





髪に櫛を通して、苺の飾りがついたゴムを赤茶の髪にぐるぐる巻き付ける。


くるん、とカールする毛先。


その完成度の高いツインテールを見たあと満足気に頷く。



「よし!上出来!終わったよ真麻」

「ほんと!?」



ぱあっと弾けた笑顔を見せる真麻。いつも澄ました顔してる癖に、こういう時は小学生らしい顔をするから微笑ましい。


鏡の前で嬉しそうに自分を眺める妹を見て口元が綻びる。まあ正確に言えば髪の毛を、だけどね。

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