ケータイ小説 野いちご

【完】お人好しな彼に、恋をしました。

Episode1
彼の好みのタイプを、知りました


「なぁ、現文の参考書持ってねぇ?」


「ねぇ誰か古典のノート貸して!」




中間考査1週間前の5月中旬。



科学の先生が出張かなにかでいなくて自習になったけど、受験生に休みなんてなくて。



皆それぞれ問題集をしたり友達のノートを借りたりと……大半の人が勉強をしている。




いやもちろん、私も勉強してるよ?
……宿題だけどね。




後で知ったことなんだけど、遠足があるのは考査の2日前らしい。



……これが、誰も遠足委員やりたがらなかったほんとの理由かも。






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