〜白井 空〜

「空ー、アイス食べに行こうぜー…
もちろん空のおごりな!」


「は?なんでやねん‼…まぁ、いいや。
ゴリゴリ君な。」

今は8月。外から蝉の鳴き声がうるさい


「よっしゃー!コンビニまでダッシュだー‼」

このさっきからうるさいのが、俺の親友、北野 勇也。付き合いは小学校の頃からだ。

「あっ!おい、見ろよっ空!あの子、可愛いくね?」

そんでよっぽどの女好き…。
だが一度も本気で人を好きになったことはないみたいだな。


「あの子も足ほっせぇ〜!ヤベェ、レベル高けぇな…。」


「おい、黙れ。」

なんだよー、空も興味あるくせにー!
と、声がするが気にしない。

.



コンビニの自動ドアを抜けて、中へ。


「すずし~い〜。」

ゴリゴリ君を勇也の分まで買って食べた


「やっぱ、アイスに限るわ〜」

シャリシャリ食べてると、


ボトッ…

どうやらアイスを落としてしまった…って、

冷てーっ‼

「ちょっと近くの公園で洗ってくる!


「おー…。空、ウケるわ(笑)」