「あー、もう、最悪だわ、やめるわ」

美々はその一言で黄金の髪を黒髪に、耳と尻尾は消す。



「諦めて頂けて、嬉しいです」
にこり、と笑う梓夕と雛乃と、ほっと息を吐く奈々。


「これからは、ストレス発散する場合、私か梓夕に言って下さい。ストレス発散するにふさわしい適任者をこちらでご用意いたしますので」



「わかったわ」

「では美々さん。九蝶の皆が待っております。行きましょう」
「えぇ。そうね」