ケータイ小説 野いちご

何度でも君に恋をする

2章
ケンカ

それから2ヶ月。

制服は衣替えをして白が基調のセーラー服になった。
部活も3年生が引退して2年生にキャプテン、副キャプテンが引き継がれた。

バスケ部のキャプテンは加恋になった。

加恋なら体力も責任感も信頼もあるし適任だと思う。


郁とは週に1,2回一緒に帰っている。


「ねぇ、水城とチカって付き合ってんの?」


突然、真紀が聞いてきた。
私の手の中にあったシャーペンの芯がポキッと折れた。


「‥‥はぁ?!
べ、別に付き合ってない!」


慌てて否定すると3人ともクスッと笑った。


「今、間あったね」


「数秒止まったね!」


「チカ照れてる~」


「照れてない!
て、いうか何で?!」


ダメだ。
かなり動揺してる。


「だって最近ウチらと一緒に帰ってないから何かあるなーって思ってね、加恋と後付けたの!」



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