一生の不覚だ。 あんな奴らに助けられるなんて。 俺はベッドに寝そべり、天井を睨みつけていた。 身体の自由がきけば、吹っ飛ばして半殺しにしてやるところなのだが。 だが、奴らは俺に恩を売る様子もなく、心配そうな顔をして出ていった。 本当に気に入らねぇ。 どこまで善人ぶるつもりなんだよ?