ケータイ小説 野いちご

白いジャージとオレンジジュース

Sky.2
ストーカー





-ストーカー-




徳田藍梨の問題はまだまだ解決していなかった。




夏休み前のある放課後。



俺の車の前に、短いスカートをはいた徳田が立っていた。



最近あまり声をかけてこなかったので、少し安心していたところだった。







「先生~!デートしよっ!!」





無邪気な笑顔でそんなことを言う徳田。



直の高校生の頃を思い出す。


直は絶対にこんなことはしない。



徳田がもしも、直だったら?






結婚している今の状況で、直のような生徒が再び現れたら俺はどうなるんだろう。




ドキドキしてしまうのか?



でも、妻が直なんだから、そんなことはありえないか。




どんなに直にそっくりな子が現れたとしても、直本人にはかなわないから。



と、ひとりで勝手に安心したりして。






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