「さくらちゃんの、好きな物とか、欲しいもの。 何でもいいから知ってることないの!? 毎年一体何をあげてたの..........。」 「それは................。」 休日。 私は西と街を歩いている。 それは何故かというと、数日前に遡るわけだけど──────。 数日前。 「優、頼む!!」 目をギュッと瞑って、 手を合わせて私にお願いをする西。 「何が??」