「じゃあねー。」


そんな声が教室中に飛び交う。


「優、元気出しなって。」


机に突っ伏する私の頭を撫でる。
美子の手は、優しい。


「でもさあ、委員会って、
こんなに連続してあるものなの??」


「...........でも、しょうがないことだから、そこは割り切ろうよ。


しかも、別にまなと藤堂が二人きりなワケじゃないでしょ??大丈夫だよ。藤堂を信じな。」