「美子ちゃーん!」



その声が響いたのは、昼休みのことだった。




「美子、誰か呼んでるよ........??」



「輝だ。」



「ヒカル?」



教室のドアの前には、男の子が。
美子がその子の方へと向かう。
私も美子の後に付いて行く。