「ね、見て、髪切った!!」


ロングだった髪の長さはミディアムになった。


「ふーん。」


興味なさそうに返事して、スラスラと動くシャーペンは止まらなかった。


「ねぇ、少しくらい見てくれたっていいじゃん。」


わざと頬を膨らせてみたけれど、全くこちらを見ないので意味無し。