ケータイ小説 野いちご

君色の恋

お似合いの女




“恋愛”の色が、ピンクや赤とか、



決まってるわけじゃないんだから。




あたしは、あの彼にお似合いの女になりたくて。




脱お嬢をしようと、決めた。




派手な彼に似合うのは、



やっぱり、派手な女なんでしょ……?






「あっ、もっと明るくしてください。」


「えーっ、大丈夫?学校で怒られるんじゃないの?」


「大丈夫です。」





サロンで髪を染めているあたし。




ほぼ、金髪。




美容師さんは、躊躇いながらも、しっかりと染めてくれた。





彼の髪は、金色だった。




だから、あたしもーーー




お揃いにしたくて。

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