「新選組の中に、長州の間者がいる」


それを聞いた土方はすぐに幹部や近藤に報告。

隊士一人ひとり、厳しい目で調べた。


調べた結果、御倉伊勢武、荒木田左馬之助、楠小十郎の三人が長州の間者と判明。

すぐに三人とも粛清する。


文久三年、十一月二十六日の事であった。