前ページに書いたとおり、
私は受験をするつもりがなかった。
ただ単に勉強が嫌だったのもある。
それより大きかったのは、
親に迷惑かけたくなくて…
家を出るつもりだったから。

みーんな相談した人は言うんだ。
高校は絶対受けとくべきだって。
私はそんなのが聞きたいんじゃない。
なんでみんなデメリットしか
言わないの?って思ってた
私に太陽は
『出た方がいいと思うけど、
俺は空美の進む道を応援するよ』
って言ってくれたの。
その時、
この人は他の人と違うって
思ったんだ。

それがキッカケで
私は受験する事を決めたんだ。
それでも今まで勉強をさぼってた分
不安がたくさんあった。
逃げ出したくなるときもあった。
けど、
そんなとき支えてくれたのは
太陽だったの。
『早く逢いたいけど、
受験だから待ってるね』って。
『あみなら大丈夫。頑張れ』って。
誰から言われるよりも
嬉しかった。

名前の通り
あなたは私の太陽だった。
私が辛いとき
逢ってもないのに
なぜか連絡くれて。
笑顔にしてくれた。
そのせぃか惹かれていった。