「……ん…」


ゆっくり体を起こす

どれくらい寝たかな


何時間しか寝てないが
何十年も寝てたような感じがした


あれ?

体が軽い…?


てか…天井が近い…

まるで
体が浮いているような…

「うあぁ…っ怜衣…っ」


え?


「やだ…っお姉ちゃん…っ」


え……なに…これ


「…っ怜衣…っ」


目の前の光景が
信じられなかった


家族が私の名前を泣きながら
叫んでいる


皆の中心には寝ているのは


私……?


何で…?私はここにいるよ…?


何で私は

この光景を上から見ているの…?


「お姉ちゃん…っ!しなないで…っ」


え…


私…


しんだの?