朝。


いつもと変わらぬ…朝。


じゃない!!!



「めい、今日から学校」


あたしはパチリと目をあけると

目の前に瞬の顔があって。




あたしを覗き込むように見てる。



「………」


「やっと起きた。朝ですよー」


ちっ…

近いっ!!!!!



「もぅ朝ごはんできてるから食えば?」


そう言ってリビングの方を指差す瞬。



「あ、ありがとう。食べるね!」



「でもちょっと急いだ方がいいですよー。もう8時前。俺は遅刻ごめんだから先行っとくわ。鍵閉めてでてね」