面接を終えて
私達は
ご飯でも行こうかと
ファミレスへ向かった。


私は
店長に一目惚れをして
るんるん気分で
加奈子に
その話をしようと
思っていた。


嬉しい時は
誰かに話を
聞いてもらいたく
なるものだから。


しかし
私が加奈子に
話を降る前に
加奈子から話をされた。


加奈子は
店長と加奈子の関係について
を話してきた。


加奈子はさらっと
私に言った。
「あの人ね、セフレなの。」


「あの人には
今まで何度も
告白されてるけど
私はその気がないから
いつも断っているの。」
と言った。


「また、
誕生日に告白するから
考えておいてと
言われている。」
と言った。


それを聞いた私は
正直とてもショックで
たまらなかった。


そんな話を聞かされて
今のこの私の気持ちなんて
話せたもんじゃないと思った。


その時の私は
ロウソクの灯りが
消え去ってしまったような
気持ちだった。


そして私は
自分に言い聞かせた。


今は一時の感情で
惚れてしまってるだけ。


時が経てば
そんなことも
忘れるだろう…


と思うことにした。


少し切なかったけど
現実を受け止めることしか
できなかった…