ケータイ小説 野いちご

素直になれたら〜大切な想い〜

傷だらけの日々
教室



バイト終わってからの
学校は憂鬱だ。



行きたくもない学校に
行かなきゃいけない



足取りが重い


ゆっくりゆっくり
教室に近付いていく




「ふぅー…」



着いちゃった
教室までの道のりも
疲れた……



この教室の中に
入るのには勇気いるな



「ふぅー…」


よしっ!


勇気を振り絞って
教室の扉を開けた



ガラララ


騒いでた教室が
一気に静まって
みんなの視線が
あたしに集中した


ドキッ



だけどみんなすぐに
視線を反らして騒ぎ
はじめた



「………ッ」



ギュッ


あたしは力一杯
スクバを握り締めて
自分の席についた



ガタ



またシカトですか
そうですか

もう慣れたけどね
先生の前ではいい子
ぶって話しかけてくる
癖にいなかったら
この有様



あたし、一体何したの?

なんで急にみんな
そんな態度とるの?



疑問ばかりが頭に
浮かんで頭がグルグルする



みんなの視線が気になる
ここに居たらおかしく
なりそう


ガタ


あたしは教室に
居たくなくて静かに
教室を後にした。



そういえば
あの人来てなかったな
速見。


またあの場所に入るのかな?



居たらやだし
今日は保健室いこ
この時間なら誰も
来ないと思うし



保健室に向かう
廊下から綺麗なまばゆい夕日が差し込んでいた


「まぶっ」



あたしの心とは
裏腹で綺麗な夕日だった




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