杏ちゃんと喋っているとすぐに頼んだものがきた




『杏ちゃん、聞いてよ』


さっき来たココアを飲みながら杏ちゃんに言う



杏奈「んー、なに?」



杏ちゃんは自分の目の前の食べ物に夢中




『あのさ、陣たちが一昨日泊まりに来たの知ってるでしょ?

それで、大浴場のとこに私の下着が…』



杏奈「あっ」




さっきまで食べ物に夢中だった杏ちゃんがいきなり私の声を遮り顔を上げてガン見してくる




『えっ?

下着があって陣たちに見られたんだけど…』