ケータイ小説 野いちご

人間ゲーム

【第8章】想い
なくしかけた感情



今日もいつも通りに起きて、少しのんびりしながらショコラと朝食をすませる。


隣のおばさんからもらったインスタントコーヒーを飲むくらい時間にゆとりがあった。


そしていつも通りネコバックに授業で必要な道具と白と黒の携帯電話を入れて、学校へと向かう。


オレがこの学校へ来て、四ヶ月すぎた。


長かったようにも感じていたが、今振り返るとあっという間の四ヶ月だ。


最初はただゲームをして負けたヤツは消え、それを楽しむという単純なものだったが、記憶が戻った以上そうすることは出来ない。


新たに芽生えた複雑な感情があるからだ。


復讐心など色々混ざり合った感情がオレの中をまた掻き回しはじめる。


コワセ‥。


フクシュウシロ‥。


だがこのままだと、自制心を失ってしまうのではないかと思う。


なぜだかわからないがそう思ってしまう。


どうにか後に引き下がるようなことは出来ないのか‥、と考えることもあるが、引き下がるよりもっと続けろ!という感情の方が強い。


オレはもう‥。


本当に元には戻れない。



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