ケータイ小説 野いちご

人間ゲーム

【第5章】第一ゲーム開始
正直者ゲーム



そして待ちに待った日がやってきた!


少し軽い足取りで学校へ行くための準備をする。


「やべっ、ボタンかけ間違った。」


誰も見ていないのに、恥ずかしくなってしまう。


とにかく今みたいなことが起こらないように冷静に行動しなければ。


ちゃんと正しい位置にボタンをとめなおして準備を進める。


「これでオッケーだよな‥?よし、じゃショコラ行ってくるよ。」


玄関で靴をはきながら、ショコラに言う。


ニャー。


ショコラは少し小さな声で鳴いた。


オレが今からすることに気づいているのだろうか‥?


まぁ、気づいていたとしても、猫は止めることが出来ない。


立ち上がり、黒い携帯電話を使ってメールを打つ。


もちろん疑いがかからないように、オレが普段使う白の携帯電話にもメールを送った。


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初めてまして、皆さん。

ゲーム主催者“キシ”と申します!

突然ですが、学校なんて腐ってると思いませんか?

偽りの自分の学校生活なんて楽しいですか?

何をするために学校に行っているか‥。

それはゲームをするためです!!

ゲームの詳細はまた連絡をします。

※これは強制ゲームです。

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ふっ‥。


我ながら、よく出来たと思う。


清川修也。


清川の『き』と修也の『し』で“キシ”‥。


勘のいいヤツでもわからないだろう。



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