「暇だぁ~!」 月が光り輝く月夜に、私の声が響いた。 思いっきり伸びをしたとたん、 バランスが崩れそうになって、慌てて手すりに捕まる。 マンションの屋上から見る都会の景色は最高だ。 手すりに腰掛けてる私は、足をブラブラさせて暇を持て余していた。