「うーん。」

「何唸ってんの?里桜。」

「悠里君って、悠君みたい・・・。」

ギックーッ。

だ、だめよ。落ち着くのよ、真生!!まだ、本人って分かった訳じゃ・・・。

「そうだ!!このネックレス・・・!!」

そう言って取り出したのは

紛れも無い

悠里が里桜に渡した

桜の

ネックレスだった。