暫く2階を歩いてると、沖田が突然立ち止まった。


千「沖田、どう一一一一一一一
沖「しっ!……………千栗ちゃん、刀を抜いて構えといて。」





一一一ドクンッ


あぁ、とうとう宮部のいる部屋に辿り着いたんだ。


沖田を見ると、既に刀を構えていた。





僕も、覚悟を決めないと。


人を斬る覚悟と、……………死ぬ覚悟を。





一一一一一チャキッ


僕は静かに刀を抜いて構えると、沖田に目配せをした。


沖「………よし、じゃあ行くよ!!」