はぁ‥はぁ‥


横腹を押さえてキレイなお花畑の上を歩く


好きだったお花もお母さまが亡くなった今、好きになる理由がない


この中に魔物が住んでいるのかしら‥


恐怖と不安が私を襲う


「‥行くしかない‥!!」



ピチャン


上から雫が落ち水たまりがいろいろな所へ出来ていた


「どこへ魔物が‥?」


しばらく進むと大きな湖が出来ていた


「やはり魔物は作り話‥」


そう諦めかけていたとき湖から泡が出始めたかと思うと何かが飛び出した