紫音side

紫「ん…!…はっ!拓馬、総司!?」

紫音は目を覚ますと同時に一緒に穴へ落ちた二人の身を心配した。

紫音は焦って辺りを見渡す。

紫「…ここは…どこだ?」

見れば、和室みたいな場所だった。

しかし、何かしら違和感がある。

木でできた天井、襖、障子、木造の机、横で寝ている総司…

…総司…?

紫「!?」

ズザザザッ!