ケータイ小説 野いちご

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ケータイ小説書き方講座

どこまで書けるのか。


「ケータイ小説の書き方講座です。今日の受講者は、人気も実力も人望も最近は髪の毛も無くなって来た高山さんです。
まず、名前の変更から行って下さい。
高山なんて名前じゃ人気出るわけないです。
可愛い名前かスマートな名前に変えて下さい。」



「高山ぱみゅぱみゅとかですか?それとも細身の高山とかですか?」



「ローマ字の名前とか漢字の何だかかっこよく見える名前です。それに。とか!とか記号等も付けると良いかも知れないですね。肝心なのは可愛くか、かっこよくですよ。」



「KenTakayama。とかですか?」



「そりゃあんた、俳優の名前を変えただけでしょう。まぁ、貴方の小さな脳ではそんなもんですね。」



「文太。とか文太!!ですか?」



「そりゃあんたが、仁義なきのファンだからでしょ?」



「では、名前を絶対に負けられない戦いがある!!とかでしょうね。しかし、絶対に負けられない戦いがあるんですか?戦争ですか?
たかが、玉を蹴るゲームでしょう?
今負けられないのは、中国に対してとか北朝鮮に対してとか美奈子ちゃんに対してとかでは、ないんですか?

あ!?美奈子ちゃんは、僕が、今好きでしてライバル多いんですよ。」



「あんたね…そういう発言すると日本全国の玉蹴りのファンから反感を買いますよ…
ワールドカップですよ。」


「ワールドカップとボクシングの世界戦なら僕ならボクシングの世界戦ですよ。それにこの時期になると玉蹴りのファンって、春の虫のようにどこからかわいてくるでしょう。」



「その、話題は避けましょう。次に題材は恋愛ですよ。
もうパターン分かってるでしょうね。
それと、本とか読んでは駄目ですよ。
漫画とか少しはドラマ見なさい。
そこからアイデアをいや、インスピレーションを受けなさい。
本など読むのは毒ですよ。
もう力道山の研究とかアントニオ猪木の研究とか原発現場の実態とかの本など読むの止めなさい。
漫画を借りに行って人気のある順に読むのも良いでしょう。」



「のたり松太郎とかですか?」



「誰が、そんな相撲漫画を知ってるんですか?若者文化を考えなさい。」



「ちばてつやの傑作相撲漫画ですよ。若者文化は、最近はローションプレイが一般化してるとかですか?」


「そんなの恋愛物の中にどう入れるんですか?高校生中学生の恋愛物の中に彼氏と初めて結ばれるのにローションプレイがとか考えますか?
それと、文字数は多くて二百ですよ。
改行も沢山しましょう。








分かりますか?こんな感じですね。




ところで、今改行も入れて何文字くらいですか?




千文字越えてるでしょう!
それじゃ駄目ですよ。
改行も入れて二百ですよ。頭に叩き込んで下さい。
スカスカにするんですよ。
スカスカにって考えないで読みやすいようにです。
それなら短編の文字数で、長編書けますよ。」



「ケータイ小説を馬鹿にしてるって言われて、こんなの発表出来ないですよ。」



「ケータイ小説と考えるからです。軽態小説と考えたら良いでしょう。
そもそも小説でもないと考えたら楽でしょう。馬鹿にしてるんで、無くてジャンルが違うんですよ。
サクサクと読めないでどうするんですか?
読み流すこれもポイントです。流れないより流れた方が良いでしょう。トイレと一緒ですよ。
公衆トイレで、大便して流れない時焦るでしょう。
一人なら良いですが、後に誰か待ってる時とか焦るでしょう?
流れた方が良いでしょう。」



「あれは、焦りますね。それに流れたと思ったら戻って来たりしてね。ゴボゴボってね。
洒落にならないです。」



「それと、ギリギリの線で野イチゴ推薦とか表紙に入れるとかね。野いちごで、無くてカタカナだからね。詐欺にならんでしょう。」



「やばいですよ。それより絶対に負けられない戦いがある!!って毎回言われたら絶対に負けられない戦いがそんなにあるのかと思いますよ…
それの方が詐欺になるでしょう。
絶対にとか言わないで欲しいしたかが玉蹴りなのにユニホーム着てやたらその時だけ盛り上がるってね。
だから、ソニーは、サムスンに負けるんですよ。
サムスンなんて二十年前は三流メーカーですよ。
油断するからですよ。絶対に負けられないのは、そっちとか領土とか拉致問題とかでしょう。
なんなら、いつでもやるぞって姿勢を見せないでどうするんですか?」


「そういう右翼のような発言要らないでしょうね。恋愛してる男女が、国を憂いますか。
今日はやっと二人で過ごすけどそこで、拉致問題について語りますか?
あんたも初めての時どうでした?」



「初めての時は尻の穴と間違えそうで…」



「そういう下品さ要らないんです!!」



「しかし、ケータイ小説も多少は、リアリティが、ないと駄目でしょう。」


「馬鹿野郎!!ケータイ小説は、ファンタジーですよ。昔はアイドルはウンコしないんじゃないかと思ったでしょう。
それと同じと考えて下さい。そういう読者に向けて書くんですよ。」



「なるほどね。何となく今の例えは胸に来たなあ。」



「少女の妄想を叶えてあげるんですよ。
途中は少しはハラハラさせてね。そこにリアリティなんて要らないし、小説読むならテレビ観ろですよ。」



「やはり、オーストラリア戦ですか?」


「絶対に負けられないから離れなさい!!後はスキンを可愛くするとかそのくらいですよ。」



「スキンは、今は可愛いですよ。コンビニとかで分からないですよね。」



「そのスキンじゃねえ!!」



「絶対に負けられない戦いがある!!って気持ちで頑張りますよ。しかし、負けたら腹切るとかなんですかね?」



「玉蹴りファンの皆さんすいませんでした。
腹は、切らないですよね。サポーターの皆さんも指をつめるくらいにしておいて下さいね。」


























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