?「あのっ………すみません!!」


土・栞「「はい………?」」





それは、ある日の出来事。


その日は、世界中で女の子が頑張る日。


そう。


今、栞と土方さんに声をかけた女の子もその1人だ。





土「………どちら様で?」


?「あ…申し遅れました。私、東西美波(とうざいみなみ)と申します。」





東西美波、と名乗る女の子は頭を下げた。


まだ15.6歳であろうその子は、頭を上げると土方さんを見つめた。





東「あの、以前に助けてくださったこと覚えていらっしゃいますか?」


土「前………?」