ケータイ小説 野いちご

真面目くんがネクタイを緩めるとき

助けてなんて言ってない




昨日の一件から梶が気になって仕方がない

すごく心がモヤモヤする。


それを隠すように顔を机に伏していると


「ちょっと!あんた!」

強い口調で
隣のクラスの女子の集団がやって来た

今日は6人か……。

そう、私
当然の事ながら女子に好かれていない


呼びだしとかしょっちゅうだし

ビンタされたり、怒鳴られたりもする。


「聞いてんの?

ここじゃあ、あれだから体育館裏来て」


ああ……。
またなんかされるのね

まぁ、こんな事にはとっくに慣れたけど。

私は席を立ち、堂々と体育館裏に向かった。



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