ケータイ小説 野いちご

新しい恋〜メールのキミと〜

加速していく気持ち

どうしよう。心臓が止まりそうなくらいドキドキしてる。


お礼言わなくちゃいけないのに振り返れない。そっと回された手が離されて、すっとあたしの横を通っていく彼。



呼び止めなきゃ。お礼言わなくちゃ。
大きく息を吸いこんだ。




「待って、り、水瀬くん、ありがとう」




さすがに涼平とは呼べないよね。すると彼はパッと振り返ってあたしを見た。


付き合ってたときには見たこともない表情で。

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