「あら、まだ居ますのね。あの方」

「本当だわ。あのような方と同じ教室だなんて…」

「どうして、この学園を選んだのかしらね」

「庶民がこの学園に入学しても結局は庶民じゃない」


あはは、うふふっと笑う彼女たち。

彼女たち(約2名)はこのクラスのボス的存在だったはず。

興味がないので、定かじゃないけど。

何でも、親が大企業の役職者だとか。社長ではないんだ。ふっ…