―――それから一ヶ月がたった。





「センパイ!♪ご飯食べまショー♪」




「だからお前は


勝手に教室入ってくるな!!!」






あたしと真木は相変わらず。






真木は毎日のようにあたしの教室に来るし、なんだかんだで昼ご飯も一緒に食べることが多い。






ただ一つ、前と違うのは―――






「センパイ?」



「っ!?」





突然あたしの頭に手を伸ばしてきた真木。





「ゴミついてましたよ?」




「え!?あ、あぁ…さ、サンキュ」






真木といるとたまに





無性にドキドキすることがある。