羅奈side

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あるところにひとりの女の子がおりました。


彼女は毎日、毎日継母に雑用を押し付けられたり姉にいじめられていました。


ある日、その国では大きな舞踏会が開かれることになりました。


継母たちは舞踏会の準備で大忙し。


彼女も舞踏会にいきたいと継母に頼みましたが連れて行ってはもらえませんでした。



家で1人ボロボロの服を着て掃除をしていた彼女の前にひとりの魔法使いが現れて………


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「……な!…羅奈!?」




「へっ…?」





「へっ?じゃないわよまたその本読んでたの?」






「うん。シンデレラって本当に何度読んでも憧れるんだよね~。」