それから私は、曽根倉君達と一緒に行動するように なった。

と言っても、内気な私が自分から話し掛ける事は殆ど無い。

でも、休み時間に なると、曽根倉君達は私の席に集まって、話を して帰って行くのだ。

曽根倉君は時々、椎名君にも話し掛けるけど、彼は相変わらずヘッドホンで音楽を聴いているだけだった。

そんな ある日。