朝日が昇る時間が早くなり、自然と目が覚める様になった。 しかも、ゆうべは雅貴とケンカしたばかり。 ほとんど寝付けれないまま、朝を迎えてしまったのだった。 「ゆうべというより、今日だったわ」 結局、3時間程度しか眠れていない。 重いまぶたを開け、起き上がろうとした時に、雅貴が私の体に覆いかぶさってきた。 「ま、雅貴!?」 起きてたの? 驚いて体を押しのけようとすると、突然唇を塞がれたのだった。