その後、栞は4月7日の夜に無事、壬生に到着した。 旅館を社長は用意してくれていたのだが。 栞「どうして一泊ぶんしか無いんだろう……………?」 私は、自分しかいない旅館の部屋で1人呟いた。 取材………って訳でもないし。 栞「まぁ、今日はゆっくり寝ますか。」 私は、いつもより早めに布団に入ったのだが……… 栞「あ、着物一人で着れるかな…………………まぁ、いっか。」