別荘という名のお屋敷の外観に見とれていた私は、扉を開けてエントランスへと入ると更に見とれてしまった。


入って目の前にペガサスの銅像があり、その奥に大きくて広い階段がある。



階段にはレッドカーペットがひかれていて、さながらハリウドスターの気分が味わえそうだ。



「1階は右手の扉が浴室、左手の扉が食堂になってる」


その扉はどちらも濃い色の木製で、見るからに重たそうだ。


取っ手は銀色で龍の形をしている。